※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

簿記3級ではどんな問題が出る?出題内容や対策・解き方を徹底解説

勉強

現在、簿記3級の勉強をしているひとは「簿記3級でどんな問題が出るんだろう?」と気になりますよね。

試験勉強では試験に合格するために、出題される問題を意識しながら学習することが大切です。

ぼくも簿記3級を受けるときは、出題される問題を意識しながら学習したおかげで、無事1発合格できました。

今回は簿記3級の試験で出題される問題がどのようなものなのかを、これから試験を受ける方に向けて大問ごとにわかりやすく紹介していきます。

この記事を読むことで、より合格を確実なものにすることができますよ。

簿記3級に不合格になりたくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

こんなひとに読んでほしい
  • 簿記3級の出題内容を知りたい
  • 簿記3級の問題を確実に対策したい
  • 簿記3級に絶対に受かりたい

独学におすすめのテキストを知りたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

なるべく簿記の学習内容をしっかり理解して、試験に1発で合格したいと思いませんか?

できれば、スキマ時間を有効活用して少しでも効率的に学習したいですよね。

『STUDYing』ならいつでもどこでも、わかりやすい講義を視聴することができますよ。

\簡単30秒!/

簿記3級で出される問題と対策

簿記3級で出題される問題は以下の通りです。

第1問:仕訳問題(45点)
第2問:勘定記入、補助簿、伝票記入など(20点)
第3問:精算表、決算整理後試算表など(35点)

大問ごとに難易度の差があったりするわけではなく、標準的な問題が万遍なく出題されるので苦手な部分をなくすのが合格のカギと言えます。

簿記3級に限らず簿記の学習ではまず、これらの一連の流れを意識して学習しましょう

それではひとつずつ見ていきます。

なお、問題の出題範囲などについては上記のサイトで確認してください。

どんな問題が出るのかな!

第1問 仕訳問題

第1問では基礎的な仕訳問題が15問ほど出題されます。各3点で合計45点です。

商品売買や現金預金の仕訳から手形や有形固定資産、決算に関する仕訳まで幅広い問題が出題されますが、どれも基礎的な問題で問題文は短い傾向にあります。

この仕訳ができなければ、第3問の決算の問題にもつまずくことになってしまうでしょう。

解答方法は、統一試験では問題の下に書かれている勘定科目の中から適切なものを選び、記号で答案を記入する形です。

ネット試験ではプルダウン形式で適切な勘定科目を選択する形です。
貸方・借方のどちらに記入するのかと、選ぶ勘定科目が正しければ大丈夫なので選択する勘定科目の順番は気にする必要はありません。

第1問の対策

問題数が多く、配点が高いのでスピーディーかつ的確に解答する必要があります。

問題集や仕訳集などでアウトプット重視の仕訳演習をたくさんこなしましょう。

そうすれば、一緒に勘定科目も暗記できます。

第2問 勘定記入・補助簿・伝票記入

第2問では、第1問や第3問と比較しても特に対策しにくい勘定記入や補助簿、伝票記入などが出題されます

さまざまなパターンの問題が出されるうえに、3級の内容をしっかり理解していなければ解けない問題です。

20点分しかないのであまり時間がかからないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、空欄補充や伝票以外は基本的に重い問題となっています。

第2問の対策

上記でも述べましたが、しっかりと内容を理解していなければ解けません。

普段から暗記のような学習ではなく、体系的な理解を追求した学習を努めましょう。

また、頑張って20点をとろうとするとなかなか最後まで解けず、かなり時間を削ってしまうことになるので、わかるところだけを埋めて部分点を狙っていきましょう

第3問 財務諸表・精算表・試算表

第3問では最もボリュームが大きい財務諸表や精算表などの決算に関わる内容が出題されます

ここの問題は決算整理仕訳を素早く行うことが重要です。

やることが多くスピーディーにこなさなければいけませんが、第2問と違って最後まで解きやすい問題なので、しっかり満点を狙いにいきましょう。

計算自体は難しくありませんが、計算する回数がかなり多く入力箇所も多いのでケアレスミスをしないように気をつけてください。

ひとつの仕訳、ひとつの計算が表のすべてに影響します。

第3問の対策

決算整理仕訳では出題されるものがだいたい決まっているので、それぞれの仕訳を瞬時にこなせるようにしておきましょう。

たとえば、貸倒引当金の設定や減価償却についての仕訳はよく出ます。

保険料や家賃、利息などについては計算がややこしいイメージがありますが、当期の分を計上するという意識で仕訳を行うことが大切です。

適切な解き方

簿記3級をしっかり勉強すればもちろん合格することができますが、適切な解き方を確立させることで、より合格を確実なものにすることができるでしょう。

回答する順番としてはずばり、第1問→第3問→第2問の順番がおすすめです。

目安の時間配分とポイントは下記の表のとおりです。

問題時間配分ワンポイント
第1問15分1問あたり約1分で解きましょう。
悩む問題があったら後回しにします。
第2問15分最後に余った時間で解きましょう。
部分点をもぎとります。
第3問25分完答できるようにしましょう。
計算ミスしないように注意。
余った5分は見直しに

これで一発合格したよ!

回答する順番について

なぜこの順番で解くべきなのかについて簡単に説明します。

前提として合格点は70点です。

第1問と第3問で満点を取るとその時点で、80点になり合格できます。

なのでこの2つから解くことになるのですが、第3問は仕訳ができる前提の問題です。

第3問に行く前に第1問を終わらせておくことで、第3問の決算整理仕訳の練習にもなるということです。

第2問は部分点を狙うのが得策なので、最後がふさわしいですね。

時間配分について

第1問は計15問の仕訳問題なので、1問1分ペースということを考慮して、15分以内に終わらせるのが望ましいと言えます。

第3問は一番ボリュームが大きい問題なので25分と、多めに時間をとっておきます。

そして第2問は、正直いうと完答できない前提で挑むほうがいいです。

部分点を狙うことを考えると15分が妥当というわけですね。

まとめ

いかがでしたか?今回は
簿記3級で出題される問題
・それらの問題への対策
・おすすめの回答手順と時間配分


以上の3点を主に説明してきました。

これから簿記3級を受験する人の参考になればうれしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました